志望校の先輩を狙う

家庭教師を上手に使うコツとして、志望校の合格者である家庭教師を雇うというものがあります。一般的に偏差値の高い有名大学の家庭教師はその分指導力があると思われがちですが、マンツーマン学習である家庭教師の場合は指導法がその生徒に合うか合わないかという相性の問題があるのです。そのため、曖昧な指導方法という観点ではなく、「その大学に合格した」という具体的な指針が重要になります。

また、その志望校に合格したということは信頼性にもつながりますし、どのような受験対策が必要なのかを肌で感じているという説得力が生まれます。受験を乗り越えてきた先輩、そして戦友という絆が生まれやすくなるのです。特定の学科では特徴的な問題を出すこともあるので、そのときにどのような対策を採るべきなのかを指導してくれるという大きなメリットがあります。

さらに、受験した後の学生生活についてもアドバイスを貰えるというものもあります。高校生から大学生になるというのは大きく生活が変化する時期でもあります。そのときにどのような心構えが必要なのか、さらに、学生生活をエンジョイするためのコツなども教えてもらうことが出来るため、勉強する意欲が湧きやすくなるでしょう。